今回紹介するボードゲームは『ハイソサエティ』です。

数ある『競り』ゲームの中でもいたってシンプル。
競りゲーの楽しい部分をそのまま味わえる作品となっています。

こんな人にオススメ!

  • 競りゲーが欲しい
  • 初心者・上級者ともに楽しめるゲームが欲しい
  • 繰り返し遊べるゲームがいい


目次

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ハイソサエティとは

数多くの傑作を生み出し続けているゲームデザイナー、ライナー・クニツィアの初期の代表作の一つです。
見た目はシンプルですが、ドイツゲームの魅力を凝縮したような作品です。

プレイヤーは上流階級の資産家になって、自らの名声を高めるべく、オークションで様々な贅沢品を購入します。
より価値のある贅沢品ほど数値が高く、これがゲーム終了時の得点となります。
最も多く得点したプレイヤーが勝者になりますが、勝者が誰かを決める前に、全員の終了時の残金をチェックします。
残金の最も少ないプレイヤー、つまり一番散財し過ぎたプレイヤーは、ここで失格となってしまいます!

どれだけ点を取っていてもゲームに勝利することはできないのです。贅沢品はたくさん買いたい、でもお金を使い過ぎてはいけない、というジレンマが悩ましくも楽しいゲームです。

 

ニューゲームズオーダー

プレイヤーは上流階級(ハイソサエティ)となり、様々なものを競り落としていくゲーム。
昔のゲームで、今買えるものはリニューアル版となります(ルールは同じでデザインが違うだけっぽい)

上流階級ということで、一番所持金の少ないプレイヤーは上流階級としてみなされず最下位となってしまいます
このシステムを意識しつつ、価値の高いものを購入していきましょう。


パッケージ

パッケージ パッケージ

いかにも「金持ちです〜」みたいな人が描かれたイラスト。

なんとなく高級感は有りつつも、やや抽象化されたイラストで綺羅びやか過ぎない感じがどことなく親しみやすさを覚えます。
上流階級というテーマながらもシンプルなゲーム性というのをうまく表せているのではないでしょうか。


ゲームの説明

ゲームの流れ

各プレイヤーにマネーカード(お金)を配り、各種タイルを裏向きして混ぜ一つの山札を作ります。
その後、親プレイヤーを決めたらゲームスタート。
以下の手順に従います。


  1. 親プレイヤーは山札の1番上を表にする。
  2. めくった親プレイヤーは次のうちどちらかを選択する
    • マネーカードを好きなだけ場に出し、入札する
    • パスをする
  3. 左隣のプレイヤーも同様に、入札orパスをする。
  4. 3を繰り返しいき、プレイヤー一人を残して他の人が全員パスをしたら残ったプレイヤーが入札したマネーカードを支払いタイルを手に入れる。 (他のプレイヤーは、自分が場に出したマネーカードを手札に戻す)
  5. 今の親プレイヤーの左隣のプレイヤーを親プレイヤーとして、1に戻る。

これを、赤色のタイルが3枚出るまで繰り返し、3枚目の赤いタイルが出た時点でゲーム終了となります。

ゲーム終了時に、手持ちのタイルの得点を合計して順位を決定します。
その際、全プレイヤーの中で所持金額が一番少ないプレイヤーは、何点持っていたとしても最下位となってしまいます。


マネーカード

マネーカード マネーカード

その名の通りお金。
最初に全員に同じだけ配られ、これをもとに高級品を競り落とします。

カードとしては11枚ですが、それぞれ額が異なっているのがミソ。
金額を細かく上乗せしようとすると、その分手札の消費量が多くなってしまいます。


ステータスタイル

ステータスタイル ステータスタイル

競り落とす贅沢品がこれ。
ビーチだったりゴルフ場だったりと、まさに上流階級の買い物って感じです。

タイルの上部には1から10までの数値が描かれており、これが『価値』を表しています。

タイルという名の通り、カードではなく厚みのあるタイルとなっており、なんとなく高級感のある作りになっています。
それだけなのですが、なんとなく高級感を感じられたり『競り落とした喜び』みたいなのが増す気がして良いですね。


アウォードタイル・トラブルタイル

アウォードタイル アウォードタイル
トラブルタイル トラブルタイル

競り落とすものには他にもアウォードタイルとトラブルタイルがあります。

アウォードタイルはアウォード(アワード)の名の通り「賞」。
表彰されるということで、自分のステータス値を2倍にします。

トラブルタイルも名前の通りですが、うまく買い物ができずにトラブってしまい、タイルに応じてなんらかのマイナスを受けます。

このトラブルタイルは競り落とすのではなく、『お金を使ってトラブルを回避する』というイメージ。
このタイルに対して出した金額が一番少ないプレイヤーがこのトラブルタイルを手にしてしまいます。


プレイした感想

競りゲームの基本が詰まっている!

基本的には競りをするだけのゲームで、他の要素はありません。
そのため『競りゲーの楽しさ』を存分に味わえます!

「今場に出ているタイルを買うほうがいいのかな?」「買うつもりはないけど値段を釣り上げてみよう」「相手の残金は少なそうだから、今なら安く買えそう!」といった、競りゲーを遊ぶ上で面白い部分を余すことなく楽しめました。

また、このゲーム特有の『所持金が一番少ないプレイヤーは最下位になる』というシステムがかなりのスパイスとなっています。
よくある競りゲーでは、お金をできるだけ使い切って買い集めるのが効率的だったりするのですが、ハイソサエティではうまく相手の残金よりギリギリ多いくらい残すのが良さそう。

ここのバランス感覚?みたいなのが個人的には非常に好きでした。


相場観が毎回異なる

ハイソサエティの特徴として『ゲームが終わるタイミングが毎回違う』という点があります。
これはタイルに対する相場がプレイごとに異なることを意味します。
赤タイルが3枚出た時点で終了になってしまうため、早ければ5ターンくらいで終わることも。

そのため『経験を積んでいるプレイヤーは相場観がなんとなくわかるから有利』ということはありません。
初めての方でも同じ土俵で対戦できるのが個人的にはとても魅力に思いました。

また、その相場観の変化があるため繰り返し遊んでも楽しめるという面もいいですね。


まとめ

こんな人にオススメ!

  • 競りゲーが欲しい
  • 初心者・上級者ともに楽しめるゲームが欲しい
  • 繰り返し遊べるゲームがいい

特に「競りゲームを初めてプレイする」という方には、競りゲーの最初の一歩としてぜひ手にとって見てほしいです!